2025/06/03
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柔術の歴史~柔術の起源は日本!~
🥋 秋田県で唯一の柔術専門ジム
FLOW JIU-JITSU AKITA
〒010-0921 秋田県秋田市大町2丁目6-46
👉 無料体験はこちら
「柔術って、もともとどこの武道なんですか?」
体験に来られる方や見学者によく聞かれます。
歴史やルーツがわかると、柔術の面白さがより深く感じられることもあります。
今回は、「柔術ってそもそも何?」という視点から、
歴史や背景をざっくりわかりやすくご紹介します。
【柔術のルーツは“戦国時代”の武士たち】
柔術の起源は日本にあります。
戦国時代、武士が鎧を着たまま戦う中で、
「刀を落としたあとどう戦うか?」という実戦の知恵として発展しました。
- 関節を極める
- 投げる
- 押さえ込む
- 絞める
刀が使えない距離や状況でも相手を制圧する――
それが「柔(やわら)」の術、「柔術」の始まりです。
【そして、柔道という“進化”へ】
明治時代に入り、日本では柔術を「教育」として普及させようという流れが生まれます。
ここで登場するのが、嘉納治五郎。
彼は複数の柔術流派から技術体系を整理し、柔道として再構築しました。
この背景には、当時の価値観も関係しています。
- 身体能力向上・礼儀教育としての意義
- 試合で明確な勝敗をつける競技性の追求
(※寝転がった相手に短刀を刺せば終わり、という実戦観から「投げて一本」が重視された)
こうして柔道は全国に広まり、「柔術」は表舞台から姿を消したように見えました。
【ところが柔術は“海外”で進化を続けていた】
20世紀初頭、日本人柔術家・前田光世が南米へ渡ります。
そこでブラジルのグレイシー一家に柔術を教えたことがきっかけで、
寝技中心の実戦型柔術=グレイシー柔術(のちのBJJ)が誕生します。
そこから世界中へ広がっていったのが、現在のブラジリアン柔術(BJJ)です。
【そしてMMA(総合格闘技)で再注目】
1993年、アメリカで開催された初代UFC(総合格闘技イベント)で、
細身の柔術家・ホイス・グレイシーが圧倒的な勝利を重ね、世界中に衝撃を与えました。
それまでの「強さ=打撃・体格」という常識を覆し、
「技術と戦略こそが本当の武器」という事実を証明しました。
【プロレス vs 柔術?逆輸入の時代】
日本でもこの流れに影響を受け、
かつての“プロレス全盛時代”のブームもあって、
プロレス vs 柔術という対立構図が盛り上がり、
柔術の名前が再び注目を集めることになります。
日本国内での“逆輸入ブーム”が始まり、
柔術は「寝技中心で、安全に始められる格闘技」として広がっていきました。
【いま、柔術はどこよりも“進化”している】
現在の柔術は、日々世界中で新しい技術が生まれ、洗練され続けています。
そして、その特徴的な文化のひとつが…
技を開発した人の名前が、そのまま技の名前になること。
たとえば:
- デラヒーバガード:ヒカルド・デラヒーバ(Ricardo De La Riva)氏が開発
- キムラロック:日本の柔道家・木村政彦氏が得意とした技(海外では “KIMURA” と呼ばれます)
- コムロック:小室宏二氏(柔道出身)が発展させた独自の極め
- ダースチョーク:ジョン・ダナハーが発案し、生徒のジョー・ダ・アルセ(D’Arce)が得意技に。その後ダ・アルセのチョーク→呼びにくいので簡略化されダースチョーク
柔術は、近代に進化してきた“生きている格闘技”。
あなたの動き次第では、将来「○○スイープ」なんて技が生まれるかもしれません!
【あなたも、歴史の続きを書きませんか?】
戦場の知恵から始まり、
教育、護身、総合格闘技、そして今――
柔術は、**誰もが“挑戦できるスポーツ”**として、
今日も世界中で進化し続けています。
あなたの一歩も、
この柔術の歴史に加わるかもしれません。
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