2025/06/26
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キッズが昇格のために大切なこと
🥋 秋田県で唯一の柔術専門ジム
FLOW JIU-JITSU AKITA
〒010-0921 秋田県秋田市大町2丁目6-46
👉 無料体験はこちら
― 帯の重みを、いま伝えたい ―
柔術において、「帯」は単なる目印ではありません。
子どもたちの努力の証であり、誇りであり、そして何より――
先生たちの覚悟と願いが込められた贈り物です。
今回は「昇格のために大切なこと」、そして
なぜすぐに黄帯にならないのか、その理由をお伝えします。
【1. 積極性と勇気】
柔術の練習では、年齢や体格差のある相手とも向き合います。
最初は誰だって怖がるし、選んでしまうし、泣いてしまうことだってある。
それはごく自然なことです。
でも――その壁を乗り越えた子の成長は、本当に早いのです。
- タップされても泣かない勇気
- 強い相手に挑むチャレンジ精神
- 練習を通じて身につく「礼儀」と「けじめ」
スパーリング前後の握手だけで充分。
「お願いします」「ありがとうございました」――声に出せなくても、その姿勢が伝わればそれで十分です。
昇格の鍵は、技術だけではありません。
それよりも、柔術に向き合う「姿勢」が問われます。
【2. 練習回数が最重要】
昇格を判断するうえで、最も大切にしているのは「練習回数」です。
トップ選手を目指すなら、月20回以上の練習が理想です。
柔道やレスリングなど他の競技を並行する場合は、柔術の練習が少なくても問題ありません。
何より大事なのは、柔術が日常になること。
練習中にふざけたり、集中が切れてしまうこともあるでしょう。
でも、毎回ジムに来る習慣があれば、それは必ず実力になります。
【3. 大会経験は“本物の自信”になる】
試合に出ることは、柔術においてひとつの通過儀礼です。
- 1勝の喜び
- 1敗のくやしさ
- 仲間や家族の声援を受けてマットに立つ経験
これらは、どんな練習にも勝る「本物の自信」になります。
理想は年間4大会以上。
まずはFLOWキッズパークやASJJF仙台大会から。
その後、
- ASJJFアジア大会・世界大会
- JBJJF全日本キッズ柔術選手権
といった大舞台にも、どんどん挑戦してほしいと思っています。
特に白帯で試合できるのは“今”だけ。
チャンスは一度きりです。
【黄帯昇格は“未来”への判断】
ここからが、とても大事な話です。
キッズが黄帯になると、以降の試合は青帯(ジュブナイル)以上のカテゴリーになります。
つまり――
「もう白帯で試合ができない」ということ。
柔道でいえば、黒帯初段に近い重みがあります。
だからこそ、私たち指導者は、黄帯の昇格をとても慎重に考えます。
【黄帯を出すとき、先生が考えていること】
- この子は15歳まで柔術を続けてくれるだろうか?
- 帯をもらって満足してしまわないだろうか?
- 白帯のうちに、もっと試合に出すべきじゃないか?
- 青帯になったとき、しっかり勝負できる実力をつけられるだろうか?
帯を渡す瞬間、子どもたちは誇らしげに笑ってくれます。
親御さんも、とても喜んでくださいます。
でも――私たちはその先の柔術人生まで想像しながら、帯を渡しています。
【最後に】
帯の色は、単なる飾りではありません。
それは、先生から子どもたちへのメッセージ。
そして「これからも、一緒に頑張ろう」という信頼の証です。
今、昇格を目指して頑張っているキミへ。
それを応援してくれるご家族の皆さんへ。
どうか、帯に込められた想いを受け取ってもらえたら、
先生たちは心から嬉しく思います。
これからも一緒に成長していきましょう!
FLOW JIU-JITSU AKITA
インストラクター一同
🥋 秋田県で唯一の柔術専門ジム
FLOW JIU-JITSU AKITA
〒010-0921 秋田県秋田市大町2丁目6-46
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