2025/06/03
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柔術の動きは「省エネ」が正解!? 〜無駄を削ぎ落とした体の使い方〜
「柔術って激しく動く格闘技でしょ?」
そんなイメージを持たれている方も多いかもしれません。確かにそう見える瞬間もあります。でも、実際に柔術をやってみると、こんな感想を持つ人が増えていきます。
「どうやったらもっと楽に動けるんだろう?」
「先輩たち、なんであんなにスムーズに動くんだろう…?」
そう、柔術の本質は 「無駄な動きを減らすこと」 にあります。
上級者ほど「省エネ」で動く
柔術に慣れてくるとわかるのが、「強さ=力」ではないということ。
むしろ、力を抜いて、タイミングと体の使い方で技をかけるのが柔術らしさです。
実際、上級者ほど滑らかで静かに動きます。見た目には“地味”にすら映るかもしれません。でもそれは、無駄を削ぎ落とした洗練された動きなんです。
初心者が「力む」のは当たり前
とはいえ、最初はどうしても力んでしまいます。それは仕方のないことです。
なぜなら、僕たちは日常のなかで 本来の体の使い方を忘れてしまっているから。
本来、僕たちは運動が得意だったはず
赤ちゃんの頃、教えられなくても僕たちは歩けるようになりました。
転んでも泣いて、また立ち上がる。誰に教えられたわけでもないのに、歩くことを“マスター”していきました。
ジャンプもできる。泳げる。道具も使える。
本来、僕たちは運動神経が良い生き物なんです。
でも、現代は“体を動かさない生活”
・ずっと座ってデスクワーク
・車移動が基本
・坂道も階段も避けてしまう生活
・重いものは持たず、ネットで買える便利さ
こうした生活の中で、“自然な動き”はどんどん錆びついていきます。
柔術で取り戻す「自然な体の使い方」
柔術をはじめると、「もっと楽に動けないかな?」と考えるようになります。
これは、単に強くなりたいという欲求ではありません。
自分の体を、うまく使いたいという欲求なんです。
柔術のテクニックは、実は本能的な動きに近い。
それを繰り返すうちに、錆びついた体の感覚がよみがえってくるんです。
運動能力を「高める」のではなく「取り戻す」
柔術を始めることは、
新たな技術を身につけるというよりも、自分本来の体の能力を思い出す旅。
・どう動いたら自然か
・どうしたら相手に無理なく対応できるか
・どうすれば無駄な力を抜けるか
そんな問いを続けていくことで、体は自然と変わっていきます。
最後に
「頑張らないと上達しない」なんて思っているあなたへ。
柔術は楽しんで、感じて、続けるだけでちゃんと強くなれます。
あなたの中に眠っている、本来の動きを、ぜひ一緒に思い出していきましょう。
秋田県で唯一の柔術専門ジム
FLOW JIU-JITSU AKITA
〒010-0921 秋田県秋田市大町2丁目6-46
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